ミュージシャンGACKTが25日、Xを更新。「AIと自分自身」などについて、私見をつづった。

GACKTは産経新聞の記事を添付しつつ「凄いNEWSに衝撃を受けた。AIが数学の未解決問題に次々と挑み、成果を出した」と書き出した。

そして「世界最高峰の数学者の一人、テレンス・タオも、その進化の速さに戸惑いを見せている。さらに、数学界のノーベル賞とも呼ばれるフィールズ賞の受賞者25人が、AIによる難問解決競争に警鐘を鳴らした。なんとも凄い時代になった。これまで人間が何年も、時には何十年もかけて挑んできた問題に、AIが恐ろしい速さで迫っていく。この進化を否定する気は全くない。むしろ、AIを使わない理由が見つからない。答えを導くことも、膨大な情報から必要なものを探し出すことも、AIは圧倒的に速い。ボク自身も毎日使っている」と続けた。

その上で「ただ、使えば使うほど思うことがある。AIは答えを出すのは上手い。だが、【自分が何をしたいのか】【どこに辿り着きたいのか】 そこまで明確に決めてくれるわけじゃない。例えば、どれほど正確な地図が手に入ったとしても、その地図を見て、どこへ行くかを決めるのも自分。そして、目的地に辿り着くために実際に歩くのも自分。人は最短ルートを歩きたがる。少しでも早く。少しでも楽に。少しでも効率よく。その気持ちはよく分かる。だが、人生においては遠回りした方がいい時もある。そもそも、自分が選んだ道が近道だったのか遠回りだったのか。そんなことは、歩いている最中には分からないだろ? 人生の厄介なところは、最短距離が必ずしも最良の道とは限らないこと。だからボクは、何かに挑む時にはまず【期限】を決める。そして、同じ期限で達成できることなら、一番難しいこと。一番しんどいこと。一番面倒なこと。そんな道を選ぶ。なぜか? 同じ時間を過ごすなら、自分の経験になる量が少しでも多い方を選びたい。ただ、それだけだ。楽な道を選んでも一日。苦しい道を選んでも一日。同じ一日なら、少しでも多くのものを手に入れた方がいいだろ? これが正しいかはわからない」と持論を展開。

「ただ、ボクはそうやって今まで生きてきた。AIはこれから、もっと賢くなる。オマエが想像するよりも遥かに速いスピードで。いつか、人間が何十年も悩んだ問題を一瞬で解く日が来るかもしれない。それはそれで凄いことだ。だが、【何のために生きるのか】【どこを目指すのか】【どんな困難を引き受けるのか】 そして、【最後まで諦めずに歩くのか】 これを決めるのは結局、自分自身。AIはそれらしい答えをいくらでも返してくれるが、答えを知ることと、そこに辿り着くことは全く違う。地図はAIに描かせればいい。最短ルートも、必要なものも、全部教えてもらえばいい。その上で、あえて遠回りするのもいい。ただ一つ、忘れちゃいけない。【地図を持っているだけでは、どこにも辿り着けない】」と述べ、「歩くのは自分。そして、どこまで歩くかを決めるのも、自分自身」と締めくくった。

この投稿に対し「GACKTさんの生き方、素敵です!見習いつついろいろ楽しみにしています」「GACKTさんが なんでも 自分でやってみて 突き詰めてみるところが好きです」「生きるコトに真摯なGACKTさんを、尊敬しています」「人生、近道が正解とは限りませんね」「AIの急速な進化が少し怖い気もしてます。それでも最後に決めるのも動くのも自分自身ですね」などとさまざまな反響の声が寄せられている。