2020年東京五輪・パラリンピックの開幕3年前イベントが24日夜、都民広場(東京都新宿区)で行われ、これまで東京都と東北の被災地を回ってきた五輪旗・パラリンピック旗が静岡県へと引き継がれた。この日の日中には千葉県、埼玉県にも渡った。

 小池百合子知事は「もう3年。復興五輪という中でも豪雨災害が起きている。復興五輪を忘れないで、機運も盛り上げてみんなの五輪・パラリンピックにしていきたい」と述べた。

 都議会議事堂には大迫力のプロジェクションマッピングが映し出された。1964年大会から2016年リオデジャネイロ大会までの感動的な映像から、2013年に招致を勝ち取った際の「TOKYO」の映像などが出て、集まった都民らは歓声を上げた。

 スペシャルアンバサダーの5人組アイドルTOKIOも出席。メンバーの国分太一は「今このテンションだったら3年後はどうなってしまうのか。できたら(大会に)出たい」と興奮気味に話すと他のメンバーから「どうやって出るんだ」などと突っ込まれていた。