第49回衆院選は1日までに、全465議席の当選者が確定した。

衆院での新たな議席獲得を目指したれいわ新選組は、比例代表で3議席を獲得。公示前の1議席から勢力を伸ばした。東京ブロックでは山本太郎代表が衆院初当選し、約2年ぶりの国政復帰を果たした。参院の2議員と合わせ衆参で5議員が所属する政党となった。

れいわは1日、山本氏のコメントを発表。山本氏は「れいわ新選組にとって、大きな成果を得ることができた」とした上で「衆・参合わせて5議席。『得票率2%』と『国会議員5人』どちらかを満たせば政党要件を有することになるが、今回で2つともクリア」「これで、名実ともに、国政史上初、市民のボランティアに支えられた『一人前の政党』となった」と、今回の選挙の手応えをつづった。

その上で「独自の基準で、れいわ新選組など少数政党を排除し、公共放送としての責務を果たしていなかったNHKも、日曜討論のスタジオに呼ばざるを得なくなる」と持論を展開。「来年の参議院選挙では、さらに前進し、衆参で国会議員10名以上をめざしたい」と訴えた。

一方、立花孝志氏が率いる「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」は、議席を得ることができなかった。