2022年7月に銃撃され亡くなった安倍晋三元首相の妻、安倍昭恵さんが7日、インターネット上のトレンドワードになった。

トランプ関税をめぐり4日に与野党党首会談に臨んだ石破茂首相が、米側との交渉をめぐり「だれに話せばトランプ氏に伝わるか分からない」と本音を漏らしたことについて、第1次トランプ政権時代に盟友関係を築いた安倍氏が亡くなった後も、トランプ氏や妻のメラニアさんと交流を続ける昭恵さんに対し、日米交渉への関与への「期待」が示されたもの。昭恵さんはトランプ氏が大統領に就任する前の昨年12月、トランプ夫妻の招きを受け、私邸マール・ア・ラーゴを訪れ食事をともにしている。当時、トランプ氏との面会の模索を続けていた石破首相はその時点で、面会の見通しすら立っていなかった。

4日の党首会談に出席した日本維新の会の前原誠司共同代表は、関税適用をめぐる日本の主張が受け入れられなかったことに関し「トランプ大統領と人間関係を築けなかったことが大きな要因」と指摘している。SNS上では、石破首相の「だれに話せば…」発言をめぐり「ホットライン(直電)を持っていないことを自白、安倍昭恵さんや麻生さんはトランプの携帯に直接電話できますよ」「安倍昭恵さんにお願いしたら?」「もう安倍昭恵さん特使で行ってくれんかなー」「アポ無しでもなんでもええから行けばいいのに 国内向けアピールになるかもよーw」「日本の大臣が行くより昭恵さんのほうが効果ある」などさまざまなコメントが寄せられている。

石破首相と関係が必ずしもよくない自民党の麻生太郎最高顧問が、昨年4月、ニューヨークのトランプタワーでトランプ氏と会談したことを念頭に「人脈がないことが外交の大きなマイナス要素になっている。こういうときは、安倍昭恵さんや麻生氏に相談すれば良いのにプライドがそれを邪魔している」「麻生太郎氏か安倍昭恵さんに聞きましょう」などのコメントもみられた。