自民党の田村憲久衆院議員(60)が7日、TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)に生出演。購入したサプリメントをめぐって警察の捜査を受け、サントリーホールディングス(HD)会長を1日付で辞任した新浪剛史氏について私見を述べた。
田村氏は「元厚生労働大臣で当時薬物問題にも取り組んでいた」と紹介されて登場。MCの爆笑問題・田中裕二から、新浪氏の辞任について「驚いたと思うんですけど」と聞かれると、田村氏は「お付き合いもありましたしね、非常に発信力のある、さわやかな経営者でしたよね。だから本当にショックを受けましたよね」と語った。
番組では、新浪氏が購入したとサプリに含まれた大麻草由来の成分の一つ、CBD(カンナビジオール)についても説明。大麻草の「種子」「成熟した茎」などから取れる成分で、リラックス効果があるとされ、依存性がないことも紹介された。一方で海外のサプリには、CBDの表記であっても、大麻草由来のTHC(テトラヒドロカンナビノール)が入っているケースがあることも紹介。THCは花や葉から抽出され、ハイになったり多幸感を感じる効果があり、依存性があることから、違法とされていることも示された。
田村氏は「1PPMって、1万分の1%なんですよ。本当に微量でもアウトなんですね、THCが入っていれば。アメリカって、例えばニューヨークはTHCが合法なルールがあって、CBDなんだけれども(THCが)紛れ込んでいるんですよ、抽出の段階で。普通に大丈夫だとアメリカで思って買って送ったとしても、アウトのやつはいっぱいある。調べなきゃいけませんし、個人の時も本当は申告しなければいけない。しているかどうか今回は分かりませんけど」と指摘した。
また新浪氏が、サプリをアメリカで購入した理由として安価であったことをあげていることについて、田村氏は「普通ならば、国内で売っているものであるとすれば、新浪さんぐらい社会的に高い地位の方であれば、責任もありますから、ちょっとぐらい高くても日本の物を買った方が安全であったと思いますね」と苦言を呈した。
新浪氏は経済同友会代表幹事も務めており、1日の会見では「サプリメントを販売する会社にもかかわらず、国内での合法性に疑義を持たれるようなサプリメントを、米国を購入したのは不注意であり、役職にたえないという認識を示された」とした上で「捜査の結果を待つことなく、代表取締役会長として要職にたえないという判断でしたので協議をすることになったが、私は、法令に触れる行動を取った覚えはない」と潔白を主張している。

