高市早苗首相は13日午後、フランス・エビアンで15日に開幕する先進7カ国首脳会議(G7サミット)などに出席するため、羽田空港からチャーター機で最初の訪問国英国に向けて出発した。

出発に先立ち、報道陣の取材に応じ、「私にとって初のG7サミット」とした上で「エビアン・サミットでは、中東、ウクライナ、インド太平洋といった地政学的危機への対処、中東情勢を踏まえた自由貿易と法の支配を前提としたエネルギー安全保障、市場の安定化に向けた連携、重要鉱物などのサプライチェーンの強靱(きょうじん)化など、喫緊の課題について、首脳間で率直に議論をしたい」と主張。「アジアの代表として出ていくんだという思いをもって、インド太平洋の視点を含めて、日本の立場と取組を積極的に発信したい。G7らしい、首脳間の密度の濃い議論を大いに期待し、楽しみにしている」と述べた。

トランプ米大統領との日米首脳会談が実現した場合、日本としてホルムズ海峡で起きている事態の沈静化にどのような役割を果たすと伝えるか、と問われると、二国間会談の日程については「いくつかお申し込みをいただいているが、現在確定したものはない」とした上で、「各国首脳と二国間会談がありましたら、率直な意見交換を通じて成果をあげていきたい」と述べるにとどめた。

高市首相は英国、イタリア、フランスを訪れ、18日に帰国する。