新星誕生! 遅れてきた大器プロミストウォリア(牡6、野中)が一気の4連勝で、重賞初挑戦初制覇を飾った。積極的にハナを主張してマイペースを刻むと、直線も二枚腰を発揮して逃げ切った。

厩舎の先輩でダートG1馬のインティも勝った一戦を制し、ダート界の頂点に手をかけた。コンビ2連勝のバウルジャン・ムルザバエフ騎手(30)は、ホープフルSに続くJRA重賞2勝目となった。

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野中厩舎から、また新たな砂界のスター候補が誕生した。3連勝で重賞に初挑戦したプロミストウォリアは、短期免許で来日中のムルザバエフ騎手を背にスタートからハナを主張。道中はマイペースに落としてレースを支配すると、直線は二枚腰を発揮して後続の追い上げを2馬身差で振り切った。

連続騎乗だった鞍上は「前走みたいに、馬に乗っかってるだけのイメージで乗りました。4連勝で馬も調子が良くなっていますし、うまく仕上げてくれた調教師さんに感謝したいです」と笑顔を見せた。

骨折による長期休養から昨秋に復帰すると、一気の4連勝で頭角を現した。脚元の不安と付き合いながら、師は「この馬は1日1日が勝負」と日々変わる状況に寄り添ってきた。「ジョッキーもうまいペースで乗ってくれて、思ったより上がり(の脚)も使ってくれた。実戦を使って中身もできてきたことで、上がりもまとめられたと思う。収穫は大きい」と振り返った。

厩舎の先輩インティは、19年の同レース制覇から一気に次走のG1フェブラリーSも制した。師は「完成度ではインティの方が高かったが、こちらは晩成な感じ。まだ使いながらで上積みもあるし、これからが楽しみ」と評価。明け6歳だが、まだキャリアは7戦。伸びしろは計り知れない。

次走については、優先出走権を得たフェブラリーS(G1、ダート1600メートル、2月19日=東京)も視野に入れながら、馬の状態を見極めて決定していく。出走なら短期免許期間中で騎乗も可能なムルザバエフ騎手は「G1に挑戦しても、十分チャンスはあると思っています」とさらなる期待を込める。遅れてきた大器が、ダート界に新風を巻き起こす。【奥田隼人】

◆プロミストウォリア ▽父 マジェスティックウォリアー▽母 プロミストスパーク(フジキセキ)▽牡6▽馬主 (有)シルクレーシング▽調教師 野中賢二(栗東)▽生産者 坂東牧場(北海道平取町)▽戦績 7戦5勝▽総収得賞金 1億280万円▽馬名の由来 母名の一部+父名より