4月2日、阪神競馬場では春の古馬中距離王を決める大阪杯(G1、芝2000メートル)が開催される。

ポタジェ(左から5頭目)が大阪杯を制した=2022年4月3日、阪神競馬場
ポタジェ(左から5頭目)が大阪杯を制した=2022年4月3日、阪神競馬場

■大阪杯見どころ

G1馬5頭を含む多彩なメンバーがそろって混戦模様だが、注目はG1初制覇へ挑むヒシイグアス(牡7、堀)だ。7歳になってもその末脚は衰えを知らず、前走・中山記念では8カ月ぶりの実戦を、きっちり差し切った。一昨年の香港C、昨年の宝塚記念といずれも2着で、悲願にはあと1歩届かなかったが、今回は悲願成就の大チャンス。昨年4着からの前進必至だ。


ヴェルトライゼンデ(牡6、池江)は昨年、1年4カ月ぶりの鳴尾記念を勝ち、ジャパンCでも3着に好走。そして前走・日経新春杯を快勝し、本格化ムードが漂う。計6度目の挑戦でG1初制覇なるか。


3年連続で牝馬が連対しているレースに、昨年の最優秀古馬牝馬ジェラルディーナ(牝5、斉藤崇)が参戦する。エリザベス女王杯を制し、有馬記念でも3着に健闘しただけに、ここでも上位争い必至だ。


昨年の2冠牝馬スターズオンアース(牝4、高柳瑞)は、ここまで8戦【3・3・2・0】と、馬券圏内を外したことがない。初の古馬相手でも侮れない。


昨年の覇者ポタジェ(牡6、友道)は苦戦が続くが、前走・金鯱賞で復調の兆し。4戦【3・1・0・0】と大得意の阪神芝2000メートルで復活を期す。


21年のホープフルS覇者キラーアビリティ(牡4、斉藤崇)は、3勝全てが芝2000メートル。最適距離で2個目のG1星を狙う。


ダノンザキッド(牡5、安田隆)は前走・中山記念が案外だが、G1では1勝、2着2回、3着1回の実績。巻き返しを警戒したい。


他にも昨年の5着馬で、天皇賞・秋でも4着に好走したジャックドール(牡5、藤岡)、AJCCで重賞2勝目を挙げたノースブリッジ(牡5、奥村武)などがタイトルを狙う。


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