日曜阪神のマーメイドS(G3、芝2000メートル、18日)で、2年目の角田大河騎手(20=石橋)が格上挑戦となるシンシアウィッシュ(牝4、吉村)とともに重賞制覇に挑む。スマホの不適切使用による30日間の騎乗停止期間を終え、今週末から実戦に復帰。気持ちも新たに迎える再スタートで、重賞制覇を狙う。

苦しい経験を糧に再スタートを迎える。角田河騎手はマーメイドSのシンシアウィッシュをはじめ、土日阪神で計14鞍に騎乗する。「復帰直後からこうして乗せていただき、感謝しかありません。反省の気持ちを持って臨みたいです」と表情を引き締める。

反省と努力の1カ月間だった。週末は調教に騎乗した後、全レースを細かく確認。「自分が乗っていたらどうするか、シミュレーションをしていました」とより深く競馬の組み立てについて考えるようになった。「フォームを少しずつ変えてみて、どの馬にはどういう乗り方がいいのか、いろいろ試していました」と技術向上にも取り組んだ。

復帰週から重賞騎乗の依頼が届いた。シンシアウィッシュとはこの中間、密にコンタクトを取ってきた。「他馬を気にするところがありますし、もまれずに。あとは展開が向けばやれていいです」。迷惑をかけた関係者に結果で恩返しへ。万全の準備を整え、再出発の1歩を踏み出す。