夏競馬もラスト1週間。難解なレースが多く、頭を悩ませた競馬ファンも多いのではないでしょうか(もちろん自分もその1人)。
週末の札幌2歳S(G3、芝1800メートル、9月2日)もこの時期の2歳戦とあり、未知数な部分が多く難しい一戦。データ面から的中へのきっかけを探ると「函館芝1800メートル組が強い」というヒントにたどりつきました。過去5年で最多の3勝。13頭の出走で【3.2.1.7】と安定感が光ります。
今回のメンバーを見渡すと、このヒントに当てはまるのはマーゴットソラーレ(牡、伊坂、父ノヴェリスト)1頭だけでした。7月16日の新馬戦で逃げきり勝ち。勝ちタイム1分51秒0(やや重)は同日の古馬1勝クラスと同じという好時計でした。
追い切りには初コンビの佐々木騎手がまたがり、芝コースで3頭併せ。荒れた馬場もものともせず、最内から軽快な動きで最先着し、5ハロン63秒7-11秒9(末強め)を計時。5ハロンの時計はこの日の一番時計でした。
鞍上は「先週ダートで追い切った時と比べて、芝でガラッと変わりましたね」と変化を口にし「すぱっと切れる感じではないので、前走も逃げて勝っていますし、ある程度の位置を取っていきたいですね」と策を練っていました。
伊坂師も好感触を口にします。「本当に型通りに良化しています。元々ダート馬だと思っていましたが、芝でもいい動きをしますね。ハミを工夫してバランスもよくなっていますし、いい感じで本番を迎えられますね」。2年目の鞍上は5度目、3年目の師は4度目の重賞挑戦とあり気合十分。佐々木騎手が「重賞勝たせてください!」と師に頭を下げれば「こちらこそ勝たせてください!」と、笑顔で頭を下げ合う様子が印象的でした。
データはぴったり、追い切りも抜群。ガイアメンテ、ギャンブルルーム、ウールデュボヌールあたりが人気を集めそうですが、上位の印候補として、マーゴットソラーレに注目したいと思います。【桑原幹久】

