直線大外から力強く伸びて宝塚記念を制したイクイノックス(中央)(撮影・白石智彦)=2023年6月25日、阪神競馬場
直線大外から力強く伸びて宝塚記念を制したイクイノックス(中央)(撮影・白石智彦)=2023年6月25日、阪神競馬場

■宝塚記念の見どころ

春のグランプリ宝塚記念(G1、芝2200メートル)が23日に京都競馬場で行われる。

主役はファン投票1位のドウデュース(牡5、友道)だ。22年のダービー馬で、昨年暮れには有馬記念を快勝。前走のドバイターフは5着に敗れたが、出遅れて直線は進路がなかなか開かず、不完全燃焼に終わった。今回は帰国初戦となるが、中間の気配は抜群で、G1・4勝目を視界にとらえる。


ファン投票3位のベラジオオペラ(牡4、上村)は、昨年のダービーでタイム差なしの4着。休養から復帰して3戦目となった前走・大阪杯ではG1初勝利を決めた。レースセンスが抜群で、ここにきて力もつけている。波に乗ってG1連勝を狙う。


ジャスティンパレス(牡5、杉山晴)は昨年の天皇賞・春を勝ち、宝塚記念でもイクイノックスの3着に好走した。京都でG1を勝っているように、今年の舞台が京都なのは大きなプラス。前走ドバイシーマC(4着)以来だが、いきなり力を発揮できるだろう。


ブローザホーン(牡5、吉岡)は今年1月の日経新春杯で重賞初制覇。G1初挑戦だった天皇賞・春でも2着に好走した。京都芝は【2・1・0・1】と相性が良く、好レースが期待できる。


3連勝中のシュトルーヴェ(せん5、堀)も侮れない。日経賞、目黒記念とG2を連勝中で、G1初挑戦でも持ち前の末脚を生かせれば面白い。


ただ1頭の牝馬ルージュエヴァイユ(牝5、黒岩)も警戒したい。同じ舞台だった昨年のエリザベス女王杯で2着に健闘。前走・大阪杯では牡馬を相手に3着に好走しており、大きな力差はない。


ローシャムパーク(牡5、田中博)は昨夏に重賞を連勝し、前走・大阪杯では首差2着とG1級の力を披露。自在性があり、初の京都も心配無用だ。


他にも、復権を狙う昨年の皐月賞馬ソールオリエンス(牡4、手塚)や、3年連続で参戦するディープボンド(牡7、大久保)、京都で重賞2勝のプラダリア(牡5、池添)など実力馬がそろう。