東京競馬場にタレントの矢部美穂が夫である山林堂信彦騎手(46=川崎)を応援するために駆けつけた。東京2Rで普段から交流のある西山茂行オーナーが所有するセイウンオスミウム(牡3、水野)に騎乗し、15着だった。鞍上はこれがJRA初騎乗となった。
夫の騎乗を見守った矢部美穂は目に涙を浮かべながら「夢なのか現実なのか分からないです」と発した。続けて「(主人にとって不慣れな競馬場で)三浦騎手がバレットさんとか場所とかいろいろ教えてくれて、ライバルなのにいい人ですよね。周りの騎手のサポートがあって、何より3頭も乗せていただいた西山オーナーに感謝したいです。リーディング騎手でもないのに馬を準備していただいて。地方でもずっと乗せていただいているので」と関係者に感謝の言葉で述べた。
山林堂信彦騎手は97年4月のデビューから通算249勝目を挙げ、地元川崎では手堅い騎手として知られている。今年南関では5勝を挙げている。矢部美穂は「レースでも調教でも感触をつかみたいから素手で乗っている騎手で、職人気質。昨年に中央でも乗れるといいねと話していて、報われて良かった」と話し、3Rに向かう夫の背中に「山林堂騎手頑張れっ!」と見送った。

