97年南部杯を制したタイキシャーロックなどを育て上げた土田稔調教師(70)は、臨場した場では最後となる中山5Rのリーデレクオーレ(4着)を見届けた。愛馬はハナを奪って先頭に立つと、しまいもしっかり踏ん張った。
阪神8Rをもって、34年に及ぶ調教師人生を締めくくった。中山5Rのレース後、多くの関係者が師をねぎらい、記念撮影に応じた。師は「まずは無事に帰ってきてくれて良かったです。何も分からず15歳で東京に来て、いろんな人に助けてもらって、大久保(洋吉)親分にも支えてもらってここまでやって来れました。34年間、幸せな調教師人生でした。本当に楽しくやらせてもらいました」とやり切った表情だった。

