競馬界のレジェンド騎手とレジェンド調教師が共闘だ-。武豊騎手(57)と矢作芳人調教師(65)、坂井瑠星騎手(28)が21日、武雄競輪場(佐賀県)でトークショーを行った。

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競輪ファンで知られる武豊騎手と矢作師は武雄競輪のユーチューブチャンネルにも出演した。黒いジャケット姿の武豊騎手は「(武雄競輪に来たのは)以前ふるさとダービーの決勝を見に来たんですよ。武雄は2回目です。21年前ですね。(久々の来場で)競輪場に向かって車で走ってきたら、うれしかったです」と白い歯を見せた。「(競輪歴は)30年以上ですね。伊集院静さんにびわこ競輪に連れて行っていただいて、そこからです。(競輪の魅力は)競馬をやらせてもらっているんですけど、同じようにスポーツ競技で、ファンから支えられてというところが同じだと思うので、競輪を見ていると、学ぶことがあったり、リラックスできたり、多いですよね、ファン心理になれるので。競馬もしっかりしなきゃな、という気持ちになりますよね」と笑顔で語った。

矢作師が武豊騎手の言葉に深くうなずき、「そうですね。ファン心理。ファンの痛み。僕の場合はだいたい競輪で負けて、よし(競馬の仕事を)ガンバロウ、と」と応じると、武豊騎手と解説の“闘将”佐々木昭彦氏は「そんなことないでしょ、さっきも(競輪の車券で)当てていたじゃないですか」と笑いながら突っ込んだ。突っ込まれた矢作師は「なんか知らないけど、イベントとか出演の前に当たるんですよ」と照れ笑いを浮かべていた。

視聴者へ向けた言葉を求められた武豊騎手は「競馬もどんどん盛り上げていきたい。G1シーズンまっただ中で頑張っていきますのでよろしくお願いします」、矢作師は「今日はスーパースターと一緒に儲けて帰りたい」と締めくくっている。

この日は武雄競輪の記念競輪(大楠賞争奪戦)決勝が行われる最終日。矢作師は番組内で披露した3連単の予想を見事に的中させた。

決勝終了後の表彰式では特別プレゼンターとして優勝した真杉匠選手に矢作師がフォーエバーヤングの厩舎ブルゾン、キャップをプレゼント、武豊騎手が花束を贈呈し、ファンの声援を浴びた。