青葉賞(G2、芝2400メートル、25日=東京、2着までにダービー優先出走権)でブラックオリンピア(牡、友道)が3連勝を目指す。2200メートル、2400メートルで連勝中と、距離を延ばして持ち味が出た。友道厩舎はこれまでにダービー馬を3頭輩出。先輩の背中を追いかけて、まずはここをクリアする。

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友道厩舎は06年からダービーに15頭を送り出して3勝(16年マカヒキ、18年ワグネリアン、22年ドウデュース)を挙げている。20年からは毎年管理馬を出走させ、過去2年は24年ジャスティンミラノが2着、昨年ショウヘイが3着。今年はどうか。皐月賞を走ったアドマイヤクワッズはNHKマイルCを視野。エムズビギンは京都新聞杯参戦予定でまだダービー出走は確定していない。まず、ブラックオリンピアで権利をつかむ。

友道師が「川田ジョッキーは新馬で負けた時から評価していた」と話すように、もともと素質の高い馬だった。2200メートルで未勝利戦を勝つと、次戦のアザレア賞も快勝。前走のレース前から青葉賞を目標にしており、仕上げはおつり残し。そのため、今回の中2週ローテは計算済み。間隔が詰まる不安はない。

前走は3番手から折り合いよく運び、追われてから力強く伸びた。3馬身差をつけた2着馬は昨年ホープフルS4着馬。友道師は「追い出してから時間はかかるけど、堅実に脚を使ってくれる。前走も一番人気の馬にかわされるかと思ったけど、そこから伸びてくれた」と振り返る。

馬体はまだまだ緩さを残しているが、少しずつ幼さが抜けてきた。「ようやく徐々にしっかりとしてきた。新馬の時も良かったけど、ゲートの出も悪かったし、トモの甘さを感じた」。体にメリハリもついてきて、昨秋と比較すれば、成長は確かだ。

操縦性が高く、長くいい脚を使えるタイプ。距離適性も抜群で舞台はピッタリだ。「東京も合っていると思う。権利を取りたいね」。大舞台参戦に向けてここは落としたくない。【下村琴葉】