6月7日の東京では春のマイル王を決める安田記念(G1、芝1600メートル)が行われる。昨年の覇者ジャンタルマンタルが不在のここは、アドマイヤズーム(牡4、友道)が主役か。一昨年の朝日杯FSはミュージアムマイルに2馬身半差をつけて勝利したものの、3歳となった昨年は爪の不安もあって未勝利。マイルCSも回避した。しかし、約半年ぶりだった4歳初戦の前走マイラーズCでは、本来の走りを見せて快勝。完全復活した今なら、G1・2勝目のチャンスだ。
重賞連勝中のトロヴァトーレ(牡5、鹿戸)が初のビッグタイトルを狙う。今年の東京新聞杯、エプソムCと連勝し、勢いに乗って挑む2度目のG1。昨年の安田記念は17着に大敗したが、1年間の成長を見せつける。
パンジャタワー(牡4、橋口)もチャンスは十分。昨年は同じ舞台のNHKマイルCを9番人気で制し、夏にはキーンランドCで差し切りV。前走の高松宮記念はサウジ遠征からの帰国初戦で厳しいローテーションだったが、それでも4着とG1馬の底力を示した。久々のマイル戦となるが、展開次第で一発も十分だ。
昨年の2着馬ガイアフォース(牡7、杉山晴)も楽しみ。昨年の富士Sで重賞2勝目を決め、マイルCSでも2着に好走するなど、今年で7歳を迎えたが衰えは見られない。安田記念には4年連続の参戦で過去は4、4、2着と好相性。ドバイターフ(6着)以来の実戦だが、立ち回りひとつで念願の栄冠もある。
重賞5勝馬レーベンスティール(牡6、田中博)も差はない。今年初戦の中山記念を勝って大阪杯に挑んだが、距離が長かったのか6着に敗れた。距離短縮で見直したい。
ワールズエンド(牡5、池添)は休み明けだった京王杯SCを逃げ切り、重賞初勝利を決めた。スピードを生かせれば、初の大舞台でも面白い。
その他、復活気配の24年桜花賞馬ステレンボッシュ(牝5、宮田)や、重賞2勝のセイウンハーデス(牡7、橋口)、ダービー卿CTを勝ったスズハローム(牡6、牧田)など、楽しみなメンバーがそろう。



