アイビスSD(9着)を最後に現役を引退して繁殖馬となるテイエムスパーダ(牝7、小椋)が7日、栗東トレセンを退厩した。国分恭騎手、小野寺騎手、かつて所属していた厩舎スタッフらが見送りに駆けつける中、馬運車に乗り込むことをゴネて、最後まで頑固なこの馬らしさを見せていた。
所属していた五十嵐厩舎、木原厩舎の定年解散に伴い、25年に小椋厩舎へ転厩。小椋師は「重賞を勝っている馬をいきなりやらせてもらえることはそうそうないし、ありがたかった。重賞は勝てなかったけど、オープン特別を勝ってくれて、いい経験になった。勉強させてもらった。頑固だったけど、そこを含めてかわいかった。いい子を産んでほしい」と愛馬を見送った。
テイエムスパーダは五十嵐厩舎時代の22年CBC賞でルーキーの今村聖奈騎手と日本レコードで勝利。木原厩舎へ転厩(てんきゅう)した翌年のセントウルSでは富田暁騎手とともに逃げ切り勝ちを収めた。自慢のスピードで2人の騎手に初タイトルを届けた。

