オーラが漂っていました。

記者は先週から5年連続で札幌出張取材中。札幌記念は1面予想を担当しながら不的中に終わり、現地休暇を取った月曜はやけ酒に…。ですが、勝負は待ってくれません。気を取り直して全休日明けの火曜早朝から、時折雨もぱらつく涼しい札幌競馬場内を歩き回りました。

日曜メインはキーンランドC。主役は連覇を狙うG1馬パンジャタワーです。馬場入りを待っていると、その後ろに2歳馬ゼッケン「65」の姿が。7月5日函館の2歳新馬、芝1800メートル戦でレコード勝ちしたショウナンガレオン(牡、加藤士)でした。

またがっていたのは関本助手。以前はG1馬ソングラインの担当もしていた腕利きです。パンジャタワーとともに角馬場からダートコースへ。軽めのメニューを消化した後、馬房へ戻るところを追いかけ、折を見て関本助手にお話を聞けました。

「放牧先から15日に入厩しましたが、休み明け感はありましたね。ただ、日を追うごとにフットワークがよくなってきました。札幌には僕1人で来ているので、今日はお願いしてパンジャタワーについていかせてもらいました」

父は米国出身の怪物フライトライン。24年セレクトセール当歳部門で2億1000万円の高値がついた素質馬です。関本助手は「お父さんのレースぶりを見てもそうですが、ガレオンも心臓が強いですね。普段はやんちゃなところもあって2歳馬らしい感じですけど、乗りやすいですし今のところ注文がつくところはないですね。距離は延ばしていってもいいと思います」と特徴を語りました。

デビュー戦は5頭立ての少頭数。逃げ馬を見ながら好位を追走し、上がり最速で難なく抜け出しました。SNS上でも「これは大物」「フライトライン産駒からついに出た」など高評価の声が続々。関本助手は「今度は頭数が増えると思いますし、レースでもまれて気が入った時にどうかというところはありますけど、大きいところ、東京の2400メートルを意識したくなりますよね」と世代頂点を決めるダービーへの青写真を描いていました。

2週前追い切りは明日19日か20日に行う予定。札幌2歳S当日、記者は新潟出張の予定ですが、テレビ越しに応援したいと思います。【桑原幹久】