“日本一”の岩田望来騎手(26)が世界の名手たちを迎え撃つ。今週土日(22、23日)に札幌で開催される国際騎手招待レース「2026ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)」に、初出場Vの23年以来3年ぶり2度目の参戦を果たす。直近4週間で重賞3勝を挙げ、先週にはJRAリーディング首位へ浮上。絶好調の手腕を大舞台でも披露する。
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その引き締まった顔つきには、日本代表としての気概がにじんで見えた。リーディングトップに立つ岩田望騎手が、3年ぶり2度目のWASJに臨む。
「優勝を目指して頑張りたいです。世界で乗っているジョッキーが来るので、いいところはよく見て、楽しみたいと思います」
23年には初出場Vの快挙を達成した。札幌での騎乗経験が少なく、当時は22年8月6日に乗った1度きり。決してホームとはいえないコースで、国内外の名手たちと渡り合い、最終4戦目で逆転優勝を果たした。
「土日とも札幌で乗ったのが初めてでした。雰囲気も良かったですね。最後は『ぎりぎり届いたかな』と思いました」
ただ、1つだけ心残りがあったという。
「前回は(4戦で3、7、2、3着と)勝てなかったので、今回は勝って優勝したいです」
その手腕は今夏においてなおさえわたっている。直近4週間で関屋記念(アンパドゥ)、エルムS(ルクソールカフェ)、中京記念(ラヴァンダ)と重賞を3勝。先週には3勝を積み上げて92勝でルメール騎手(91勝)を抜き、最多勝争いで首位へ浮上した。
それでも慢心はない。目下の絶好調について話題を振られると、何よりもまず「ペナルティー(制裁)も多いので…」と自ら指摘した。快進撃が始まる直前には16日間(開催6日間)の騎乗停止処分を受けた。その反省も忘れてはいない。
「いろいろありますけど、順調にこられているので、あとはけがなく乗って、もう1つ上の舞台でも頑張りたいです」
26歳のヤングスターは、さらに明るい未来を見据えている。【太田尚樹】

