週末は晴天と伝えられている今年のパリロンシャン競馬場(フランス)は「昨年よりも時計の出やすい馬場」と考えて間違えない。

凱旋門賞前日の3日、最強ステイヤーを決めるカドラン賞(G1、芝4000メートル)は英国から参戦したカバーヨデマール(セン5、G・スコット)がアイルランドの絶対王者スカンジナビア(G1・5勝を含む8連勝中)と激しい追い比べの末に連覇を達成。勝ちタイム4分18秒94は、自身の昨年の勝ちタイム4分34秒74を15秒以上上回った。

タイムは出走馬のレベルやペース、展開にも左右されるが、前日の各競走の時計を見れば、時計が出やすい馬場なのは明らかだ。

ドラール賞(G2、芝1950メートル)を勝ったウィンブルドンホークアイの勝ちタイムは2分0秒23。昨年の勝ちタイム(勝ち馬ファーストルック)2分5秒61より5秒以上も速かった。

牝馬限定のロワイヤリュー賞(G1、芝2800メートル)はフェアリーグレンの勝ちタイムが2分59秒16。こちらも昨年コンセントの3分5秒15より5秒以上速い。

3日に発表された馬場の硬度を示すペネトロメーターは3・4。凱旋門賞当日の4日は、急な降雨や散水がない限り、時計の出やすい、走りやすい馬場で行われることになりそうだ。