フィギュアスケート男子4位の羽生結弦(27=ANA)が、試合後初のトレーニングを当地で行った。
10日の男子フリー以来4日ぶりに姿を見せ、練習リンクで痛めていた右足首の状態を確かめた。ゆったりした滑りから、徐々にスピードアップ。1回転ループの後はシングルアクセル(1回転半)を3回、トリプルアクセル(3回転半)を2回、跳んで安心させた。
報道陣の前で満面の笑みを見せた後、いきなりフリー曲の「天と地と」を曲かけ。中盤のステップシークエンスをカメラマンが撮りやすいように舞うと、一礼して練習を終えた。ロシアの18歳コンドルチュクらと記念撮影。最後は、自らの意思で取材エリアを通り「ありがとうございまーす。後でまた。よろしくお願いしまーす」と頭を下げた。
「後でまた」と話した通り、日本時間午後6時30分からメインメディアセンターで記者会見を行う。報道各社からの取材要請が殺到したため、いわゆる「一夜明け取材」が会見の形で設定された。日本選手団を統括する日本オリンピック委員会(JOC)は「個別に対応することが困難なため記者会見形式で実施するものとなり、羽生選手からの発表会見ではございません」と強調している。
前回大会まで2連覇の羽生はショートプログラム(SP)8位。迎えたフリーで前人未到のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に挑戦し、回転不足で転倒はしたものの世界初の認定は受けていた。【木下淳】




