東京スカイツリーを運営する東武タワースカイツリー(本社・東京都墨田区)は、北京2022冬季大会に出場する日本代表の結団式の行われる29日午後5時45分から翌30日午前0時まで「日本国旗」をイメージした白と赤の特別ライティングを点灯する。日本オリンピック委員会(JOC)と共同でレーザーマッピングによるメッセージを地上350メートルの天望デッキに投影して日本代表を応援する。

2月4日から開幕する北京五輪(20日まで)期間中も日本代表選手が金メダルを獲得した際に祝福の気持ちを込めて、ゴールドのライティングと関連したメッセージを投影するとした。また、4日の開会式にあわせて午後9時から2時間、開催国の中国をイメージした赤色の特別ライティングも点灯する。

東武タワースカイツリーはJOCと「東京スカイツリーの運営・管理」カテゴリーにおける「TEAM JAPANオフィシャルサポーターシップ契約」を締結した。東京スカイツリーは、新型コロナウイルスの感染拡大で1年延期して開催された2020東京五輪(2021年開催)でもオフィシャルサポーターにもなっていた。

JOCの山下泰裕会長(64=84年ロス五輪柔道無差別級金メダル)は「このたび、東武タワースカイツリー株式会社さまをTEAM JAPANオフィシャルサポーターとしてお迎えできることをうれしく思います。2020東京夏季大会に引き続き、2022北京冬季大会においても特別ライティングとレーザーマッピングで後押しいただけることとなりました」として「日本のみならず世界各国の方々より、東京の新しいシンボルとして親しまれ、日本や東京の魅力を発信し続ける東京スカイツリーと、日本を代表して世界で活躍するTEAM JAPANが連携することで、今まで以上にスポーツを通じて社会の皆さまに希望の光を届けられるよう歩んで参りたいと思います」と抱負を述べた。