初出場の吉田雪乃(23=寿広)は、まさかの13位でメダルに届かなかった。取材エリアに姿を見せ、記者団の前に立つと10秒間、号泣。タオルで顔を覆って、おえつが響いた。
「悔しいというか、申し訳ないなっていう気持ちです。自分が思い描いてるような景色が1度も見れずに待ってしまいました」
今後について問われると、驚きの言葉を続けた。
「このまま終われないので、この先どのような形であるかわからないんですけど、前を向いていかないといけないなって思いました。
ここでメダル取って辞めるのが1番だった」
レース後も大粒の涙を流す吉田の映像が流れた。フライングでリズムを崩し、不完全燃焼過ぎる37秒98で夢舞台が終了。涙が止まらなかった。
22年の世界ジュニア選手権1000メートルで優勝。24年のワールドカップ(W杯)長野大会で500メートル初優勝を果たした成長株。今季はW杯の第4戦ハーマル大会で500メートルを制し、地元の盛岡を拠点に世界に挑んでいた。

