自己記録2時間2分48秒のビルハル・レゲセ(エチオピア)が優勝候補の筆頭。前回大会では強雨の悪条件ながら、2時間4分48秒で2位に2分差の圧勝だった。他にも自己ベストが2時間5分0秒を上回る海外勢は7人が出場している。

日本人は大迫、設楽、井上の3強。設楽と井上は2時間5分50秒を上回るタイムを残さなければ、東京オリンピック(五輪)の道は途絶えるだけに、積極的にレースを動かしそう。日本人に負けなければ、五輪代表が大きく前進する大迫は、勝負に集中できる。周囲を見ながら、冷静にレースを進められそうだ。2月にハーフマラソンで1時間0分0秒の日本新記録を打ち立てた小椋も注目だ。