橋本聖子五輪相(55)は29日、来年夏に延期された東京オリンピック(五輪)閉会式翌日の8月8日に「山の日」を移動するなどの五輪特別措置法改正案を閣議決定したと報告した。政府は今後、国会に提出する。

橋本氏は「祝日の特例は国民生活や経済生活に及ぼすので、可能な限り、長期の周知期間確保の必要がある」と説明。「日程的にタイトになってきたが、大会成功のため、1日も早い成立を目指し、しっかりとやっていきたい」と話した。

当初案では「山の日」は8月11日から同9日への変更だったが、「平和への祈りをささげる日を祝日にするのか」と異論が上がり、8月8日に変更した。