日本オリンピック委員会（JOC）のアスリート委員長を務める陸上男子棒高跳びの沢野大地（39＝富士通）が1日、都内で取材に応じた。

沢野は昨夜にIOCバッハ会長と各国のアスリート委員会の電話会議に参加。延期の経緯、出場権に関することなどを話し合ったという。五輪の1年の延期を受け、「アスリートも、国際社会の一員。人命より最優先されるものはない。延期については支持をしたい」と話した。また延期の時期が早期決着したことに関しては「不安定な状態でトレーニングしていた時期はつらかった。ゴールが見えたことで、また新たにスタートを切ることができる。計画を持ってトレーニングができる」と語った。

新型コロナウイルスの感染防止のため、会見はテレビ電話での形式だった。