16年リオデジャネイロ五輪競泳男子400メートル個人メドレー金メダルの萩野公介(25=ブリヂストン)が、五輪代表選考を兼ねた日本選手権(4月1~8日、東京アクアティクスセンター)で、200メートルと400メートルの個人メドレー、200メートル自由形にエントリーしたことが9日、分かった。
萩野は2月のコナミオープンで400メートル個人メドレーに出場したが、精彩を欠いて4位。日本水連が定めた派遣標準記録に5秒18及ばなかった。レース前に「怖くなった」と明かして、日本選手権でのエントリーについても保留していた。ただ翌日の200メートル個人メドレーでは全力を尽くすという原点を思い出して「1本集中して泳げた」と吹っ切れた表情を見せていた。
400メートル個人メドレーは、リオ五輪で金メダルをとった種目で、本人もこだわりを持っている。距離の長さという懸案があったが、萩野は、初心を貫いてエントリーする形となった。
200メートル自由形は、リオ五輪で銅メダルを獲得した800メートルリレーのメンバー選考を兼ねる種目。200メートル個人メドレーも含めて、復活の途上にある現時点での「フルエントリー」といえる3種目を選んだ。
萩野は現在、スペイン高地合宿を行っている。


