6月22日の住之江G3オールレディース12Rで「2世選手バトル」という企画レースが実施された。
(1)関野文(父・倉谷和信)(2)金子七海(父・金子貴志)(3)前田紗希(父・前田光昭)(4)登みひ果(母・登みつよさん※引退)(5)三嶌さらら(父・三嶌誠司)(6)樫葉新心(父・樫葉次郎、母・岩崎芳美)が出走して競った。
このレースで転覆した前田は、その後に立て直して優勝した。
住之江では父・光昭が20年11月に高次脳機能障害を伴う事故に遭い、紗希も23年7月に「引退も考えた」ほどの顔面への大けがを負う転覆事故に遭っていた。それだけに優勝後の「お父さんも住之江で優勝できるよ」のメッセージにこちらの目頭が熱くなった。
前田の笑顔を見て、以前取材した競輪の山崎芳仁の言葉を思い出した。
中学生の息子が、競輪選手になりたいと言ってきた。父には青天のへきれきだった。「自転車はやって欲しくなかった。けがや事故がつきもので命を落とすこともある。親としては口にしたこともなかった」。
それでも息子の決意が固いことを知ると、自転車強豪校への入学に合わせて、震災後に離れていた福島への帰郷を決意。今年、息子歩夢は125期生としてデビューした。
登みひ果の母・みつよさんは「お勧めはしないけど、なりたいならどうぞ」と突き放した。一方で樫葉新心の母・岩崎芳美は「他の人のこともみんなで応援できるし、こんな一生懸命やれば報われる職業はない。心からサポートします」と話した。
どちらも娘のことを思う気持ちに変わりはない。無事故完走で頑張れ! 2世レーサー!























