過日、菊地孝平を取材する機会を得た。
現在、獲得賞金は837万3546円で34位(16日現在)。早くも賞金額を意識している。そこには彼の野望、挑戦…いろんな思いが入り交じる。
昨年グランプリ、TR2nd1回戦、菊地はコンマ01のFを切った。今年1年はSG選出除外。休み明けから6カ月はG1、G2に出場できない。何をテーマに1年を走るのか。想定外の答えが返ってきた。
「僕の意地として18位に近づきたい。できれば入りたい。相当厳しい。休み前に記念を2、3個は勝つぐらいの気持ちじゃないと。(除外期間から)復帰後も、いくつも記念を取るぐらいの覚悟でないと。一般戦もほとんど優勝する気持ちで走らないといけない」。
菊地は今年G1優勝はなし。からつ、常滑とG1を走って休みに入る。除外が明けるのは10月中旬以降。日程的にはG1を2節は走れそうだ。夢物語かもしれないが、それらを全て勝ち、一般戦も無双すれば…そんなシナリオを菊地は本気で考えている。
「そこまで行ければ何か意味があると思う。無理でもシリーズには入りたい。権利を取った上で、出場はできない」。何位になろうがGPもシリーズ戦も出場できない。理解した上で目指す。それが来年以降につながると信じている。
取材の最後は、菊地らしくウイットに富んだ言葉だった。「ボウリングで第1投は300点狙うじゃないですか。それが280、250点になっていく。下方修正はするかもしれないけど、今は300点を目指します」。
SGを走らなくても、今年も菊地から目が離せない。























