佐々木康幸(46=静岡)が逃げ切り、通算71回目の優勝を飾った。2着は外マイで迫った渡辺睦広、3着に古田祐貴が入った。

スタート展示では6枠の地元中村有裕が3コース、本番では2コースまで入った。それでも「想定内でした。インが欲しいので、並びが変わっても落ち着いてスタートを行こうと思っていた。(1Mで郷原章平に)ちょっと入られたけど直線はいい感じで行けて、2M回ってから、大丈夫かな、と思った」と冷静にレースを運んだ。

今節はフライング休み明け2節目だがスタート力がさえ渡り、平均スタートはコンマ12。「今年のいいスタートが切れたと思う」と目を細めた。次走は2月4日からの多摩川一般戦、さらに14日からは蒲郡G1東海地区選が控える。自慢のスタートに磨きをかけて、存在感を示す。【田中大樹】