海老根恵太(45=千葉)が昨年5月前橋G3以来約14カ月ぶりの実戦を辛勝した。

予選7Rで4番手を確保。3角からまくり気味に追い込み、辛うじて4分の3輪だけ差し切った。レース後「思ったより(自転車が)出なかったですね。緊張していないつもりだったけど(緊張が)あったのかも。(前に)付いている分には楽なんですけど、踏み出したら…。練習と競走は違うと再確認しました」と複雑な表情だった。

それでも「1着が取れて良かった。走らせていただくだけでも(うれしい)」と前を向き、準決9Rは「梅田(加津也)君の番手」と即決。1走して肩の力が抜けていれば、初日から一転、快勝の可能性は十分だ。