3日目に取り上げた児玉碧衣は足首捻挫で当日欠場。いい写真で紙面を飾っていただけに残念だ。次のG1で元気な姿を見せてほしい。
犬伏湧也は、不完全燃焼で終わったダービーから見事に立て直した。今節、西予<1>4Rは逃げて脇本雄太を封じ、西予<2>4Rは嘉永泰斗のまくりに屈したものの、上がりタイムは前半11秒1、後半11秒0。ダービー以降、力を出し惜しみすることなく走っている。そのダービーは、初日から歯車がかみ合っていなかった。好位を取って仕掛ける形を思い描いていたが、それが通用しない。流れを変えられないまま6、6、7、6着と信じられない成績で終わって「ダービーはむちゃ悔しかった。位置を取ろうと思っても通用しない」ことで、位置取りありきの危うさに気づく。「ペースを上げなかったことがよくなかった。好位を取るにしても、スピードを上げなければ好位に入れない」ことだった。
次の函館G3は、初日特選から違った。後ろ攻めの先行勝負で新山のカマシを合わせ、ダービーとは別人の走りだった。誰もが皆、脚力に合わせた戦法をすり合わせながら走っている。今の犬伏は、ダービーで味わった挫折と試行錯誤が積極的な走りにつながっている。白虎賞でも力強い走りを期待したい。(日刊スポーツ評論家)























