【GP賞金8位・選手紹介】

 山崎智也(42=群馬)

 昨年の覇者が、通算最多タイ3度目の頂点を目指す。今年は地元桐生のG1ダイヤモンドC、6月にSG蒲郡グランドチャンピオンを優勝した。だが、他では目立った成績を残せず「今年は全然やってない。エンジンをコンスタントに出し切れなかった」と振り返る。夏以降、ペラを合わせられず、リズムに乗れなかったことが響いた。トライアルもトップ進出した昨年と違い、今年は1stステージからの出場。それでもペラに関しては、「ましになったかな」と復調気配。トモヤの勝負強さに期待したい。

【QC賞金8位・選手紹介】

 竹井奈美(27=福岡)

 念願の初舞台で自らの可能性にかける。今年6月、福岡でデビュー初優勝を飾ると「賞金ランキングが一気に上がって、もしかしたらと意識しました」。その後も賞金を積み上げ、選出8位で初出場を決めた。前期は自身最高勝率6・73もマーク。「これまでの選手生活で一番レースが出来てる気がします。レースも思い切れた」と充実感を感じ取れた。並み居る強豪の中での初出場。「単純に出たい楽しみと、どこまで出来るのかも楽しみ。出るからには優勝を目指します」。気後れなく、ひたむきに頂点を見据える。

※明日はGP・QC賞金7位