今年の世界選スプリント王者で初来日のマシュー・グレーツァー(25=オーストラリア)が、いきなり前回宇都宮で完全Vを決めた。

 その後はジムワークで体力を維持してきた。今は「少し疲れはあるが問題ない」と余裕の笑顔。普段はカーボンフレームで戦っているが、前回初めてのスチール製でも「最初は不安だったが、走ってみると違和感はなかった」とフレーム対する得手、不得手はなさそうだ。

 いきなりの日本の競輪についても「慣れてはいないけど、今は学んでいる最中」と言い、さらなる上積みも期待される。初日特選11Rも、異次元のパワーを披露する。