A級準決4Rは戸田康平(30=香川)が、特選シードの栗本尚宗を突っ張り先行で沈め、通算200勝を達成した。「ようやくですね。勝ち上がりのレースで達成できたのはうれしい」。会心の逃げ切りに、笑みがはじけた。

4年前にはS級1班まで上り詰めたが、ごまかしの利かない戦法ゆえに、スランプに陥ってからは、なかなか復活の糸口が見つからなかった。「ズルズルとこのまま終わってしまうのかと怖かった。今は同県に石原颯君のような強い後輩が出てきたし、上で一緒に走ってみたいと思うようになれました」。S級復帰を目指して先行で一から足を作り直した結果、トンネルの出口が見えた。

決勝11Rも持ち前の先行で風を切る。