決勝を逃し、5度目のGP出場へ結果待ちの清水裕友(28=山口)は、特選8Rを4番手まくりで制した。まくりに行った時の場内の声援は大きくなり、レース後の拍手には何度もうなずいて応えた。

激闘の5走を終え「決勝で勝負したかった。前検日から『9位のプレッシャーを楽しむ』とか、はったりをかましていたけど、ひとつも面白くなかったですね」と、自虐的に笑わせた。

決勝終了までボーダーライン上のまま。「諦めていた方が気持ち的にはいい。変な気持ちでG1の決勝を見たくないので、とっとと(競輪場を)出ます」。

競輪場の外で朗報を待つ。