末永和也(24=佐賀)が逃げ切り、デビュー3年9カ月目で九州NO・1に輝いた。G1は昨年9月のヤングダービー以来、2度目の優出で初優勝を決めた。通算2度目の優勝。2着は瓜生正義、3着は古沢光紀が入った。

スタートは全員がゼロ台の踏み込み。インから先制して瓜生正義のツケマイを封じた。「こんなに早く(G1を)取れると思わなかった。最近、調子がいいけど、運が良過ぎます」。緊張感を持たないために、いつも通り試運転して乗り心地を求めた。「瓜生(正義)さんが見えたけど、自分のターンをしました」。昨年10月、デビュー初優勝を決めた相性良い水面で、地元で百戦錬磨の瓜生にひるまず戦い、激戦を制した。

ピットに戻ると、瞳を潤ませた師匠・上野真之介に握手で迎えられ、少し表情が緩んだ。「真之介さんが喜んでくれたので良かった。次は師匠と優勝戦に乗りたい」。3月、SG初出場の平和島クラシックの活躍も楽しみだ。