持つべきものは、人のいい兄弟子だ。浦野慈生(37=神奈川)は、今シリーズで完全に伊藤翼に頭が上がらなくなった。

初日は国井裕樹の番手を譲ってもらい、準決5Rは伊藤のまくりに流れ込んで2着。22年12月以来の決勝進出を果たした。

「僕の点数状況も気にしてくれて、この2日間の並びになった。準決は心中覚悟で付いていました。ここから調子を上げて、次は僕が前で恩返しできるように頑張ります」と最敬礼していた。

決勝5Rも伊藤の後輪だけを見て走る。