今月9日に現役を引退した01年ダービー王の稲村成浩さん(52=群馬)の引退報告会が18日、前橋競輪場で行われた。

大勢のファンの前で「ダービーを取れたこと、(シドニー)五輪に出場できたことが思い出です。(左)膝の故障で思うようなトレーニングができず、6月に引退を決意しました。今日は多くのファンに見守られ、最高の思い出ができました。32年間、思う存分できました。悔いはありません。競輪を愛して楽しんでください」とあいさつ。「お疲れさまでした」「まだまだできる」など温かい声援が飛んだ。

弟の好将、同期の金子真也、最後に90年世界選手権タンデムスプリントでパートナーとして銀メダルを獲得した斎藤登志信がサプライズで登場し、花束を送った。斎藤は「これから外から応援してください」と話した。今後は競輪解説者になる予定だ。