競輪で長年にわたり“関東の総大将”として第一線を突き進んできた平原康多(42)が電撃引退することが22日、分かった。23日に日本競輪選手会の埼玉支部に選手手帳を返納する。

現役S級S班の引退は過去に例がない。度重なる大けがと闘いながら昨年のG1日本選手権(いわき平)で「ダービー王」となったが、それから1年後、同じ日本選手権(名古屋)で限界を実感した。関東の後輩たちの成長も見届けた上で、SS班のまま、約23年間の現役生活に終止符を打つという異例の決断を下した。

◆S級S班 約2200選手のうちトップの9人で、基本的に前年のKEIRINグランプリ(GP)に出場した選手で構成される。GPは年間6つあるG1の優勝者のほか、獲得賞金などで出場枠を争う。S級S班はその後1年間、特別競輪の出場権を得られ、赤いレーサーパンツなど特別なユニホームでレースを走る。

【競輪】“関東の総大将”平原康多、SS班のまま電撃引退/まとめ