若手スター候補の佐藤励(25=川口)の大会初Vはならなかった。優勝戦は2枠から先制勝負に出たが、1周1コーナーで包まれる厳しい展開となった。それでも最後まで食い下がり、終盤に女子NO・1の佐藤摩弥を突破して掲示板(3着)は確保した。

「さすが青山(周平)さん。先に行かせてくれなかったです。その上を黒川(京介)さんに行かれてしまった。試走はブチ走路だったけど、本番の動きは良かった。もっとスタートを磨かないといけないですね」

勝った黒川の上がりタイムが3秒341と聞くと「マジですか! 速過ぎます」と驚いた。

「スタート力を成長させるのはもちろんだけど、パーツではなくセッティングでマシンを仕上げられるようにしたい。今回は山陽走路に合わせて、うまく調整できたと思います」

優勝できなかったが収穫はあった。最後は「来月の若獅子杯と日本選手権で巻き返したいです」と意気込んだ。伸び盛りの新戦力は、これからも成長を続けて全国のファンにアピールする。