田尾駿介(33=高知)が絶好番手で差し切りVを果たした。F1制覇は昨年2月の小倉以来3度目で、地元でのS級初優勝となった。2着は逃げた石原颯と、まくり追い込んだ松浦悠士が同着だった。

レースを支配したのは四国勢だった。石原が先行して田尾-佐々木則幸が続いた。松浦は4番手から巻き返すが、石原のかかりが良く不発。最後は田尾がこん身の差しを決めて、歓喜のゴールに飛び込んだ。

「石原が『絶対に主導権を取る』と、普段以上に強い気持ちで仕掛けてくれた。あとはしっかり抜くことだけを考えた。それにファンの声援も背中を押してくれた」と田尾は喜んだ。

今回の優勝で7月に地元高知で開催されるG2サマーナイトフェスティバル(17~20日)の出場権獲得に前進した。次走は20日から始まる熊本全日本選抜で「G1でもいい成績を残したい」と意欲的なコメントで締めくくった。