解析料理

久保建英の前方トラップ55%は異例数字/解析料理

<南米選手権(コパ・アメリカ):日本1-1エクアドル>◇1次リーグC組◇24日◇ベロオリゾンテ

久保が日本の攻撃をけん引した。エクアドル戦でフル出場し、シュートに結びついた「ラストパス」は両チーム最多の7本。日本の合計13本のうち1人で半分以上を占めた。複数回は久保だけで、国際Aマッチ初のフル出場だった17日のチリ戦の1本を大きく上回った(データスタジアム調べ)。


日本-エクアドル戦のラストパス数
日本-エクアドル戦のラストパス数

相手ゴールを常に意識してプレーしたことがうかがい知れた。味方のパスを「トラップ」した回数は計31回あったが、最初のトラップ後にボールがどの方向に移動したかを前後左右、4分割して見ると、前方が17回と全方向の55%を占めていた。相手のプレッシャーをより受けるトップ下の数字として異例。後方にトラップしたのは1回(3%)だけだった。チーム全選手のトラップ方向(後方が13%)と比較すると、その違いがよく分かる。



後半45分、中島の縦パスを巧みにトラップして前を向き、前田に絶妙のスルーパスを送った。久保は中島のパスを受ける前に周囲を確認し、次のプレーへ移りやすいようにボールを相手ゴール方向に動かした。その一連の動作は実にスムーズ。あとはFWが仕留めるだけだったのだが…。【石川秀和】


日本対エクアドル 後半、ミナ(左)と激しく競り合う久保(2019年6月24日撮影・PIKO)
日本対エクアドル 後半、ミナ(左)と激しく競り合う久保(2019年6月24日撮影・PIKO)

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