ドイツ1部ボルシア・ドルトムントの日本代表MF香川真司(28)が28日、都内スタジオでイタリア生まれの熟睡寝具「マニフレックス」のプロモーション撮影に参加した。12年からアドバイザーを務め、ドルトムントや神戸の自宅、代表宿舎、帰国時の宿泊先から飛行機内までサポートを受けている。

 クラブとしてのドルトムントとも、昨年にリージョナルパートナー契約(寝具部門)を結んでおり、香川は2017-2018年シーズン(開幕節8月18~20日)の新ユニホーム姿で登場し、マットレスに寝そべるなどリラックスした姿を報道陣に披露した。

 「マニフレックス」について「アスリートにとって睡眠は非常に大事だと思っている中、毎年サポートしていただいている。マットレスと枕はいつも同じものを使ってるんですが、体に合っていて寝心地がいい。いい睡眠が取れてます」と紹介。ただ、7日の国際親善試合シリア戦で左肩を脱臼したため「寝返りは打てないけど」と、苦笑いで負傷後の生活も明かした。

 来季に向けては、これから肩周りのリハビリを本格化していく。残り3週間を切った、7月15日の親善試合「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017 浦和レッズ対ボルシア・ドルトムント」(埼玉スタジアム2002)での復帰は現実的には厳しそうだが「チームのドクター、メディカルとも話をしないと分からないけど、皆さん楽しみにしてくれていると思うので、いいゲームができたらと思います」と諦めない姿勢も強調していた。

 マニフレックス社はイタリア・フィレンツェ近郊で1962年に設立。香川はマットレス「フラッグFX」と枕「ピローグランデ」を愛用している。移動の飛行機内では、アドバイザー香川の発案で商品化された携帯枕「ピローサンパウロ」を使用し、体調管理に努めている。