ワールドカップ(W杯)ロシア大会日本代表MF香川真司が、加入3日目でトルコデビューを飾る準備を整えた。移籍決定の翌1日から練習に参加しており、いきなりギュネシュ監督から遠征リストに名前を加えられた。

地元紙の多くが1面で報じるなど「ボスポラス(海峡)の侍」フィーバーが起きる中、公式サイトでは3-5-2陣形のトップ下で起用と予想された。

ドイツでは今季、公式戦出場わずか4試合と冷遇された。アンタルヤスポル戦で出番があれば、10月30日のドイツ杯2部ウニオン・ベルリン戦以来、約3カ月ぶりとなる。公式ブログに「強い覚悟を持ってきた」とつづった一方、現地では「試合勘の欠如」も指摘されている。不安を吹き飛ばすべく“予習”済みだ。クラブ公式サイトの取材に「昨夏も熱心なオファーを受けたので、ベシクタシュの試合は気にして見ていた」と基本的戦術は理解する。

縁も感じた。02年W杯日韓大会で人気を博した元トルコ代表FWイルハン氏がベシクタシュでヘッドコーチを務める。「日本で愛された1人で非常にフレンドリー。ベシクタシュの勝利に貢献できるようアドバイスを受けたい」と話した。

背番号もドルトムント時代と同じ「23」に決定。「自分にとってスペシャルな番号。ここでも特別な番号と言われるよう活躍したい」。その証明となるデビュー戦が早くも迫っている。