G大阪が2連覇を達成し、今季初タイトルを獲得した。浦和との決勝戦を2-1で制した。

 G大阪は前半32分、MF倉田秋(27)が前線へパス。反応したFWパトリック(28)が走り抜け、最後は右足で決め先制。しかし浦和がすぐさま反撃に出る。3分後、FW李忠成(30)のヘディングシュートがポストに嫌われるも、こぼれ球に反応したFW興梠慎三(29)がきっちりゴールへ押し込み同点に追い付いた。

 白熱した前半を終え、後半8分。CKからゴール前へ走り込んだパトリックがゴール左へ決めて勝ち越しに成功。浦和は1点が遠かった。

 G大阪にとって今季は2度涙をのんだ。リーグ、ナビスコ杯と2位。ピッチから表彰台を見上げる光景を目に焼き付け、発奮材料にした。シーズン最後のタイトル獲得に最高2016年のスタートとなった。