ヴィッセル神戸がリーグ戦の連敗を3で止めたが、勝ち点3は奪えなかった。

 前半32分にMF大森晃太郎(25)が、3月18日磐田戦以来となる先制ゴールを奪う。しかし広島も後半7分、アンデルソン・ロペス(23)の今季初ゴール追いつき、引き分けに終わった。ルヴァン杯は3戦3勝と絶好調の神戸だが、リーグ戦で再浮上はならず試合前と同じ暫定8位。それでもネルシーニョ監督は「長いリーグはいろいろなことが起こる。まだまだ始まったばかり」と強気だった。

 サンフレッチェ広島もホームはルヴァン杯を含めて8戦勝ちなしと、苦戦の原因となっている。森保一監督(48)は「支えてくれる関係者、サポーターに申し訳ない。勝ち点3を届けたい」と巻き返しを誓った。