清水連敗 課題の守備は12戦連続失点、ゴールも遠い

<明治安田生命J1:清水0-2東京>◇第20節◇20日◇アイスタ

清水エスパルスは0-2で首位の強豪・FC東京に敗れ、2連敗。篠田善之監督(48)は5月の就任以来、初めてリーグ戦の連敗を喫した。

立ち上がりのチャンスを決めきれなかった。清水は前半8分、FWドウグラス(31)のスルーパスにFW北川航也(22)が反応。右足で放ったシュートはGKの好セーブで阻止された。同13分には助っ人がゴールを脅かす。左CKからドウグラスがオーバーヘッドで狙った。シュートは再びGKに止められるも、アクロバティックなシュートに会場もどよめいた。

「失点ゼロをより強調してやりたい」。篠田監督は堅固な守備で戦う姿勢を示していたが、耐えきれなかった。同16分、自陣左サイドを崩されると、中央に突破を許し、ミドルシュートで先制点を献上。課題の守備は12試合連続失点と、またしても修正できなかった。同30分にはロングパスで揺さぶられ、最後はゴール前の混戦から失点。攻撃もほとんど見せ場を作れなかった。

ハーフタイムに篠田監督は「守備は中央を締め、ロングボールの対応をしっかりしよう」と指示。だが、カウンターを得意とする相手の攻撃に押し込まれ、防戦一方の展開。ボールを奪っても、相手のハイプレスに苦戦し続けた。

頼みのドウグラスも執拗(しつよう)なマークを受け、2試合連続で無得点。終盤にはいら立ちから、相手と小競り合いになるシーンもあった。篠田監督就任後、初の連敗。北川も「上に行くには大事な試合」と位置付けて臨むも、最後までゴールが遠かった。守備を立て直さなければ、さらに厳しい状況に追い込まれていく。【神谷亮磨】