浦和が敵地「気迫」で耐えて勝つ 鬼門越え決勝へ

【広州(中国)22日=木下淳】ACL準決勝、広州恒大との第2戦に臨む浦和レッズが会場の天河体育中心で最終調整した。負傷明けのMF柏木を含む3人増の21人で、2大会ぶり決勝へ覚悟の遠征。ホームでの第1戦(2日)は2-0で先勝したが、大槻毅監督(46)は「大切なのはフィットネスや戦術ではなく精神」と断言し、敵将のカンナバロ監督と異口同音に「勝利へ戦う姿勢」を最も重視した。

天敵を踏み台に逆境を越える。日本勢は過去7度、決勝トーナメントで広州恒大と対戦もすべて敗退。浦和は中国大陸で5分け3敗と勝ちがなく、会場もアジア連盟の公式サイトで「要塞(ようさい)」と表現されたように、広州恒大が現在21戦無敗を誇っている。

ハードルは多いが、DF槙野は「日本の鬼門を、次のステージへ進むために破る。1人でも受け身になれば食われるので気迫を出し続ける」と言い、FW興梠も「ここで勝つのは難しいけど、今回は相手が前に出てくる。いつもと同じ展開にはならない」。まずは耐えて、焦る相手を一撃で刺す。日本人最多ACL通算25得点のエースは「0-0が続けば続くほど好機がくる。勝てる」と宣言した。