浦和レッズの大槻毅監督(47)が、独自の緊急事態宣言が出ている愛知県内で臨む試合に向けて気を引き締めた。5日のルヴァン杯C大阪戦を終え、そのまま関西地区に滞在し練習。8日のアウェー名古屋戦に備え、7日に移動した。移動前にオンラインで報道陣に対応した大槻監督は緊急事態宣言下での名古屋戦に向け「安全や健康に関しては全員で憂慮しながらゲームに臨む」と強調した。

猛暑の中、中2日で中部地区以西をアウェー連戦するという厳しい日程。現在は新型コロナウイルスの感染予防を徹底しなければならない状況にある。大槻監督は「どんな状況の中でもそれを受け入れてしっかりやりたいと思います」と心境を口にした。また選手の状態について「トレーナー、メディカルチーム、フィジカルコーチを中心に良い仕事をしてもらっているので、コンディションについては問題なくやれる」と説明していた。